あれだけやったのに何でむくわれないんだろ、、、って考えることありませんか?それで自己嫌悪になると余計ツライですよね
ボクはHSP気質があるため他人に理解されたい願望を強く持っていました。
しんどくてツライ時に親しい人に理解さないと寂しい、そうならない為によりいっそう相手に尽くしてしまいます。どんどん尽くすから相手への期待が知らないまに高まって悪循環。
いつのま間にかハードルをあげてしまうんですよね。
「見返りを求めない優しさ」なんてあいまいなスキルより『脱フュージョン』というテクニックを覚えると
器が大きいフリをする事なく自然体で人との信頼感をつくれるようになります。
この記事では人と話すのが苦手、あるいは相手の気持ちを考え過ぎて会話の「間」に入れないよ!って
人にオススメです。また、もっとコミュニケーション能力を上げたい人に役立つ内容となっています。
見返りを求めない優しさ|モテる為に身につける!は大間違い
どうやって見返りを求めない優しさを手に入れられるか?とか考えているうちは出口なんて見えません、見返りを求めるとか求めないとかどうでも良くなるくらいが丁度いいんです。
相手に期待し過ぎない自立した人格を身につける努力の方がコスパ良く相手と信頼関係をつくれるようになっていきます。
モテ要素【見返りを求めない】なんか存在しない
よくモテる人の特徴であげられるのが「見返りをもとめない」ですが、これは違います。
「モテる人は余裕がある、だから見返りを求めない」が正解です。
そんな余裕がある人でも、仮に相手に無視されたらどうでしょうか?しかも連続して無視されたら
腹を立てるか、関わるのをやめるかしていく事でしょう。
誰しもが『心地よいコミュニケーションを求めている』というのが大原則です。
リラックス状態がコミュニケーション能力を最大にする
モテる人はリラックス状態でいることが多いです。これは裏返すと「相手に好意がないから緊張してない」とも言えます。
緊張していないので
- 相手の話を良く聞き
- 深く理解して
- 相手に刺さる言葉を話す
ことができる、というわけです。
結婚するとモテるようになる!といわれるのは「すでにパートナーがいる安心感から余裕生まれるため」
でしょうね。
好きな人の前ではリラックスできない
なので、好きな人の前で緊張するのは当たり前ということです
焦りがあるので相手の話に集中できなくなっています。
ではその焦りは何故うまれるのか?
頭の中でささやくもう一人の自分の声
- こんなこと言って嫌われないか?
- もっと良い返しがあるんじゃないのか?
- あれ?退屈そうにしてる?!
- 服を褒めたらいいんだっけ?できねぇー
- 好意をもってもらうにはどうすればイイじゃぁ~!
頭の中で聞こえる会話を【インナースピーチ】や【思考する自分】と呼びます。
インナースピーチに意識が向くと相手との会話に集中できなくなり、能力の50%しか出せなくなるといわれています。
これではコミュニケーションに大切な「間」をとれなくなるのは当然です。
意識を向けるのは【観察する自分】
コミュニケーションに関係なく普段から【思考する自分】と【観察する自分】を切り離す練習をしておく対策を紹介します。
- 美味しそう!
- カロリーやばそう!
- 早くたべたいなぁ
- そういえば✖✖のドーナツもおいしかったな
- 今度〇〇に差し入れしてあげよう♪
全然カンケ―ない事を頭の中でしゃべりだします。
【観察する自分】は
- 丸くて穴が開いている
- 油で揚げてるから茶色だ
- 白いお砂糖が上にかかってる
- 甘い香りがする
五感で感じたままに情報を取り出すイメージで「良いにおいだなぁ」「太りそう」なんて
感想を付けたさない自分です。
脱フュージョンしてコミュニケーション能力をひきあげよう
【考える自分】と【観察する自分】を切り離すテクニックを心理学の世界で脱フュージョンと言います。
切り離せていない状態は認知的フュージョンといって現実と頭の中で考えた事がごちゃ混ぜになっています。
つまりどういう事かというと
『嫌われた!も~無理!!世の中の女子はイケメンしか好きにならねぇ』
『女子としゅべりたくない!』
と考えたとして、そのまま現実の行動に落とし込んでしまいと「女子との会話をさける」ようになります。
これが現実世界と頭の中の考えがごちゃ混ぜ状態の認知的フュージョンです。
ここから脱フュージョンしていきます、手順は以下のとおりです。
紙やスマホのメモに書き出した方が効果的です。
より客観的ににれるようになります。
メンタルの安定&こつこつ努力できる人になろう
「見返りを求めない優しさ」なんて雲をつかむようなスキルを身につけるより、雑音を排除する集中力を身に着けるほうがコスパ良しです。
そもそも[考える自分]のインナースピーチは人間の生物としての危険アラートなので消すことはできません、
安心・安全を確保するために見返りを求めるようにできています。
しかし過度なインナースピーチは行動力をさげてしまいます。
ですが、インナースピーチの口数を減らす事で行動力は爆上がりしていきます。
思い当たる人は伸びしろたっぷりということです!
メンタルが安定していて努力を続けられる人を目指して、脱フュージョンを練習してみて下さい。そうすれば器が大きいふりを
しなくても自然と人は集まるような人格が身につくはずです。
まとめ
余裕を持てばコミュニケーション能力が上がるという話をしてきました、いままで[考える自分]のインナースピーチに行動を
邪魔されていたことに気づいてもらえましたか?
日頃から[観察する自分]に意識をむけて生活できるよになると
- イライラすることが減り
- 不安や恐怖心も切り離す
ことができるようになります。
脱フュージョンを習慣にするには
〇〇したら[観察する自分]に注意を向ける
と条件を決めておくやり方もあります。
例
- 時計を見たら[観察する自分]を意識する
- 移動中に[観察する自分]を意識する
- 飲みモノを飲んだら[観察する自分]を意識する
やりやすい設定で実践してみてください。そのときはぜひ
直前の行動で[思考する自分]が暴走していなかったか?も振り返ってチェックしてみてください。
前述のアラームを使う方法もオススメなので両方を試してみても良いでしょう
自分に合う方法を探してみて下さい。
この記事を読んでくれた人が脱フュージョンを覚えて「心地良いコミュニケーション」がとれるように願いを込めて。
以上、参考にならばうれしいです。