HSPさんはどうして人混みが苦手なのでしょうか?
刺激に敏感だからっというもの正解です。
では、なぜ敏感なのか?
・・・答えは脳の仕組みです。
- HSPさんの脳の仕組み
- 疲れやすいの原因
- 症状を悪化させない方法
自分の特徴を知ることで
「なんだ、そーゆーことね」
「じゃ××はしないで○○しよう」
と対応しやすくなります。
ボクは強めのHSP気質で以前は悪循環の荒波に溺れるような生活をしていました
仕組みや原因を知ることで
不安やイライラにのまれる前に立ち止まれるようになりました
この記事は
- HSPの症状を軽くしたい人
- HSPの対策が分からない人
- 集中力を高めたいという人
- 自分の事が嫌いな人
にオススメの内容となります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜ?HSPの症状が悪化する仕組み|原因は脳の疲労
HSPさんの脳は不安と恐怖に敏感です
なぜか?
それは生存本能に深く関係します
生まれつき不安・恐怖に敏感な脳の仕組みを持っている
700万年前、人類の祖先がマンモスを追いかけてた頃
生死をわける危険がすぐ隣にありました
虎や毒ヘビ、腐った果物で食中毒になる場合もあります


不安・恐怖の原因は活発な扁桃体
扁桃体(へんとうたい)が担当するのは『感情』です
過去の記憶を今と照らし合わせ【戦うor逃げる】を決めます
つまり
「この雰囲気は前に虎がいた場所と似てるから別の道で進もう」みたいな【勘】の仕組みです
- 不安や恐怖心を出し危険から逃げるよう脳の司令塔を刺激
- 仕方なく戦う場合、アドレナリンを放出し心拍数をあげ体を戦闘モードにする
HSPさんの扁桃体は活発なので小さな出来事でも大きな不安をつくります
さらに経験を次に活かすために危険が去った後も休まず働き続けます


扁桃体の衝動を抑えるすごいヤツ|前頭葉
扁桃体は瞬間的に不安・恐怖をつくりだします
では、なぜパニックにならずに我慢できるのか?
それは前頭葉が『感情のコントロールをしてくれている』からです
イラっとした瞬間に人を殴らないのは前頭葉のおかげ
- 行動の選択・決定
- 感情のコントロール
- 集中する
- やる気を出す
- 考える
- コミュニケーションをとる


前頭葉が疲労する前に休もう
前頭葉のはたらきに[行動の選択・決定]とありました
これかなり大切な役割です
「何をするか?」
「何をしないか?」
このコントロールを失うと『自分が本当にやりたいこと』ができなくなっていしまします
誰かに決めてもらう方が楽になります
これで非HSPさん達のペースに合わせるような生活になると地獄に一直線です。
ちいさな刺激に大きく反応する扁桃体を持つHSPさんは一人で休む時間が必要
なのに仕事を押し付けられたり飲み会に誘われたり疲れをとるヒマがなくなるとマジで詰みます。
自分の意志の力が残っているうちに休む
病院に行くべきか?治療法は?
生まれつき そういう 脳のつくりをしているだけでHSPは病気じゃありません
残念ですが病院に行っても有効な薬や治療方法はありません
お医者さんに言うようなもんや

ですが
前頭葉が疲弊していると不安神経症など他の病気のトリガーになる可能性はあります
心配なら心療内科や精神科に相談してみても良いでしょう
- 瞑想で前頭葉を鍛える
- 筋トレで体を鍛える
- 人間関係の整理
まとめ
HSP脳は扁桃体が活発にはたらき不安・恐怖が生まれやすい
というお話をしました
それ自体はけっして悪い事ではありません
なぜなら自然界で生き残るためには必要な、むしろ有利な特徴だからです
問題は不安や恐怖をコントロールする前頭葉のスタミナが削られていく事でした
前頭葉の力が弱まると『自分が本当にやりたい事ができなくなる』
刺激にたいして無防備な行動をとりやすくなり心身を弱らせます
そうならない為にイライラしてきた時には
「扁桃体が暴走し始めたな?」と
実況中継をして負の感情に飲まれないようにすることがオススメです
なにより一人で休憩することの大切さが伝わっていればうれしいです
『すでに前頭葉が疲れ切っているぜ、、、』という人は下の記事を読んでみてください!
前頭葉の力(脳メモリ)は鍛えることができるのです。
参考にしてみて下さい
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