今もし、努力しても報われない・頑張っても評価してもらえない状況ならクリティカルシンキングを覚えるチャンスです。
クリティカルシンキングとは視点をズラす事です。
クリティカルシンキングは「世界と戦える思考法」「凡人が天才に勝つスキル」と言われています、柔軟な思考で視点をズラすことができれば様々な場所で輝くことができます。
ボクはブラックな環境で働いていた時に「学習性無力感」に堕ちました、学習性無力感とは「周囲の人たちに否定され続けた結果、何をやっても無駄と思いこむ事」です。
学習性無力感の原因は「〇×でなければいけない」など、ひとつの考えに縛られている可能性が高いです。
クリティカルシンキングはひとつの考えに縛られた「〇×するべき」といった前提をつきとめて疑問をもつ事から始めます、手順をおうだけで誰でもできるようになるテクニックです。
八方ふさがりで次の一手がない人、つらい仕事を逆転したい人にオススメの記事です、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
努力しても報われない|仕事に疲れたならクリティカルシンキング
ギリギリのところで頑張っている人の気持ちが楽になる、上手くいけば現状打破の糸口がみつかるのがクリティカルシンキングです。
視点をズラすなんて簡単にできるの?と思うかもしれませんが、いくつかの質問を自分に投げるだけです。
クリティカルシンキングのやり方をわかりやすく解説
クリティカルシンキングは自分がどんな考え方に縛られているかを見つけて、疑問に思い、批判的な質問をすることで新しい視点をみつける思考法です。
ゴールはズラした視点をたくさん持つことです、クリティカルシンキングで答えを出そうとしてはいけません。
方法①~前提条件を書き出す~
仕事で評価されていないのであれば、評価の基準がどこにあるのか?ということ確認してみましょう。
- 業績だけでみてるのか?
- 継続年数が大切のなのか?
- 資格があれば良いのか?
- 研修にでれば評価は良くなるのか?
など勤め先それぞれでルールがあるとおもいます。
方法②~疑問を持つ~
物事を鵜呑みにしないようにする。
方法①で書き出した前提条件に「なぜ?」「どうして?」と疑問をもちましょう。
- なぜ業績だけで評価するのか、アシストも業績として評価されてもいいのでは?
- どうして継続年数が重視されるのか?
- そもそもこの基準は誰がつくった?
- 他の会社ではどうなの?
方法③~前後の状況や環境を考える~
なぜ初めの前提を鵜呑みにしていたのかを考えてみましょう、過去から未来を思い描いた考え方に影響を受けていないかを探ります。
- いい学校をでて
- いい会社に就職すれば
- 将来は保障される
過去に聞いた言葉を信じて30年後の未来の老後が保障されると信じていた。
この前提の前提が間違っていたら、自分にはどんな選択肢が選べただろうか?と自問自答してみましょう。
ボクの場合、20数年前のカリスマ美容師という流行りにずいぶん影響をうけました(当時のボクは流行りに乗ってるワケじゃな!って言い張ってましたけどね、、、)
「ユーチュバーなんて不安定」と言われていた時代もあれば「ユーチューバ―すげー!」と言われる時代が来たり世間の風向きで自分の思考や行動がどれくらい影響を受けているか考えようぜ!ってことですね。
方法④~複数の選択肢を用意する~
3つくらいあればOKです。
- 会社で評価されるために何かひとつ絞って頑張ってみるのも良し
- 評価されることを拒否して定時で帰ってやるのも良し
- 早く帰ってメルカリで収入を増やしてもてもよし
- いつでも辞めてやるぜ!の覚悟で挑むのも良し
- 天職サイトに登録だけしてもよし
「ひとつの考えに縛られていた自分」がアホらしく感じるまで選択肢を広げていきましょう。
方法⑤~常識を疑う態度~
たくさんの選択肢が見つかったら失敗覚悟で試していきます!どれが自分に向いているかなんてわからないのでトライ&エラーを淡々とまわしていきます。
スマホひとつで個人と個人が繋がれる時代です「常識を疑う態度」が現状を変える切り口になるはずです。
まとめ
頑張ったのに評価してもらえない状況ってつらいですよね。ボクはブラックな美容室に勤めていた頃は「とにかく努力と忍耐でなんとかなるはず!」と思考停止していました。
努力と根性と時間を注ぐことで壁を乗り越えるのではなく、壁が壊れるのを待っていました。(おろかでしたね)
いまから思えば、頑張りはしていましたが同じ方法で同じ結果をだすことを繰り返していただけでした。
そんな体力と精神を擦りへらす働き方をやめるには「現状、どんな考えや価値観にしばられているか?」を掘り下げていくことです。
その価値観に従う理由が本当にありますか?
その考えが正しい証拠はありますか?
似たような状況で親友ならどんな行動をとりますか?
このまま最悪の結果になったとき耐えれますか?
本当にそれがやりたいことでしたか?
他に選択肢はありませんでしたか?
あきらめるのは早すぎませんか?
自己嫌悪にならない程度にゲームだと思って5分間タイマーをつけて自問自答してみてください。(なれたら時間をのばす)
以上参考にぜひ少しづつでも実践してみて下さい。